公的機関で働く内向型HSPの主張

飲み会・集団行動は苦手だけど、繊細・敏感で他人の痛みや弱さに共感でき、どんな相手にも信頼される誠実さを持つ内向型・HSP・人見知りな人間が、「国や地域の制度・仕組みを決めるのに、様々な国民・住民の意見が反映され、誰もが利益を享受することができる、優しい(争いのない)社会」を実現するため、団体・連合会・官公庁・独立行政法人などでの勤務経験や、「あるべき理想への追求心」・「他人の痛みや弱さに共感できる気持ち」・「常識の枠にとらわれない自由な発想」など内向型の持つ強みを活かして主張します。

人事評価が気になってしまうのは・・・

ここ最近、当ブログで視聴数の一番多い記事は「公務員の人事評価制度は、評価もやる気も下がるだけ」でした。

ics.hatenablog.com

1年前に投稿した記事ですが、トップページよりも多いほどで、人事評価を気にしている方が多いことがうかがわれます。「公務員の」とあるので公務員の方が多いと思いますが、そうでない方もこのページにはアクセスしているでしょう。

でも、人事評価が気になるというのはどういう状況なのでしょうか。

私の経験上、人事評価が気になるのは、自分が望まない・嫌な業務に携わっているときです。自分が好きだと思っていた業務に携わっていたときは評価を気にしてなかったような記憶があります。

良い評価が得られるよう仕事を頑張っても、職場から御褒美をもらえる保障は全くないということがよくわかりました。

内向型やHSPには仕事が長続きしないと悩む人がいるという話を本やサイトで目にしますが、自分の仕事を続けることに意義を見出せなくなれば続けられなくても当然だと思うのです。

職場がキャリアプランや自己研鑽の大切さをいくら強調しても、職員のそれを無視するような人事配置をしていては、全く意味がありません。他の部署での経験が後々役に立つといくら言われても信用できません。

人事評価が気になってしまう人は、このまま今の職場にいてよいのかどうかを含め、今後の進路を見直した方がよいかもしれませんよ。

 

議員のなり手不足に向けた制度が導入されるそうだけど

町村議会における議員のなり手不足が話題となりましたが、これを解消するため地方議会に新たな制度を導入する方向で進められているそうです。

 政府は6日、小規模な市町村での議員の成り手不足を解消するため、新たな制度を導入する方針を固めた。権限を強めた少数の常勤議員と裁判員のように任意で選ばれた住民オブザーバーとで構成する「集中専門型議会」と、兼業議員中心の「多数参画型議会」の2類型を創設する。現行の議会制度の維持を基本としつつ、新たな2類型も選択可能にする。全国一律の制度を見直し、人口減少社会に対応した地方議会の姿を示す。
 新たな制度は、総務省の「町村議会のあり方に関する研究会」が月内にもまとめる報告書に盛り込まれる見通し。その後、地方制度調査会(首相の諮問機関)で対象となる自治体の規模などを詰め、来年の通常国会にも地方自治法改正案などを提出したい意向だ。

時事ドットコム 2018/03/06-18:47 から引用)

www.jiji.com

このような制度が導入されれば、たしかに議員になれるであろう人は今よりも増えるでしょう。しかし、これで住民自治・住民の合意形成というあるべき姿(?)が実現できるかというと、疑問に感じます。

仕事やニュースで国会や議会を見ると、高圧的・攻撃的な主張を押し通したり、反対意見に対してヤジ・罵りの言葉を発したりする(特に多数派を占める政党の)議員が非常に多く、多様な意見を尊重・傾聴するような態度がまるで感じられません。庶民に寄り添った主張をする政党・議員もいますが、鼻であしらわれるばかりという印象です。

数年前に「お・も・て・な・し」が流行語大賞をとったように、日本人には相手を気遣う心を持つような人が多いと思ったのですが、政治家・議員というのはそういう人達にはやっていけない世界ではないかと感じざるを得ません。

そう考えると、夜間・土日議会を開くとか兼業可能にするとかするだけで、議員のなり手不足が解消されるとは思えません。

住民オブザーバーというのも、政治の世界が変わらない限り悲観的です。裁判員のようにとありますが、裁判員経験による精神的不調が問題になっていることを考えると、刑事裁判ほどではないにしろ、従来型の議員もいると思われる中で、耐えられないオブザーバーが多く出てきても不思議ではありません。

繊細で内向的な私は、従来型の政治家・議員のやり方(攻撃型)が禁止されない限り、議員になれる人はごく一部にとどまり、なり手不足の解消はもちろん、国民主権や住民自治の実現は不可能ではないかと考えます。

 

「組織に合わない人の連合体」という考え方

このブログでは、

など、内向的な人や飲み会が苦手な人にとってのコミュニティ(人間関係?)についていろいろと考察しています。

コミュニティといえば、職場(仕事)もこれに含まれます。というより、社会人にとって最も長時間関わるコミュニティの一つなのは異論がないことだと思います。そして、職場での居心地が悪かったり、疎外感を覚えたりすることがあるのではないでしょうか。

私の場合、外向的な人達と調整し、頼みごとをし、頼まれごとを受けるという仕事をしていると疲れがどっと溜まり、これが長年蓄積されて心がSOSを発するということを何度も経験してきました。

SOSに対処するために転職活動をした際にも、面接官からの質問内容や受け答えで「自分はこの組織が求めている人材ではなさそうだ」と感じることが大半(直接そう告げられたこともあります。)で、実際に門前払いされます(つまり、連絡なしか不採用連絡あり)。

そうなると自分は組織で働くのは向いていないのかな?と思うわけですが、そんなときに思い出すのが、社会人3年目(最初の職を辞めたいと思ったとき)に購入した(現在は絶版らしい)

会社を辞めて幸せになる本 (ぶんか社文庫)

会社を辞めて幸せになる本 (ぶんか社文庫)

 

の157ページ~にある小見出し「『組織に合わない人の連合体』という考え方」にある

世の中には組織に合わぬ人々もたくさんいる。その人たちを社員でなく仲間として引っ張り込み、みんなで収入を分配し、搾取のない事業を始めたら面白い。

という部分です。

プライベートでは外向型に引っ張られない関係だと居心地が悪くないという経験をしたこともあり、集団不適応で組織に属すると多大なストレスを受けてしまうが一人では何もできない、という状況を打開するならこの方法かなぁと思っています。

じゃぁ、具体的に何をするかは私には全く浮かびませんが、そういう考え方もあると気付き、具体的な活動をしてくれる人がいることを期待しています。

<悲劇>正義感が強い人より威圧する人が優位な日本社会

私が今後の人生について相談する際などに、これまでの経緯などを説明すると、

「あなたは正義感が強い」

と言われることが何度かありました。

たしかに窓口や電話で、次々と現れる「自分だけ便宜を図ってもらおうと威圧的な態度や言動をとる人」と応対していると、「ごね得は絶対許さない!」という気持ちになり、それがだんだんストレスを溜め、人間不信を強くしていきました。

ごね得を拒否することができるルール(法律)や根拠が明確であればまだマシなのですが、最近はそのルール(法律)が無視され、威圧した者が勝つという状況がそこらじゅうで起きています。

例えば内閣や国会・議会で多数を占め権力を握っている人達の態度や言動を見ると、そう感じるのではないでしょうか(そう思えない人は、ご自身も相手に自分の都合を押し付ける威圧的な人かも?)。

求人などでは「臨機応変ができる人」が望まれているようですが、話を聞いていると、この「臨機応変」とはごね得を許すことであるような気がしてなりません。

そんな「臨機応変」だったらできなくてもいいと思うのですが、そうではない「正義感が強い」人はどんどん社会から離脱してしまうという、今の日本は、そんな嘆かわしい国だと感じざるを得ません。

否定や攻撃されることが多い社会だけど・・・

してほしいことというのは人によって違うけれど、嫌なことは皆似ており、「無視されること」「否定されること」「攻撃されること」なのだそうです。

なので、自分がされたら嫌なことを人にしないようにしよう、ということなのですが、今は特に「否定されること」「攻撃されること」が多くないですか?

権力者と違った意見を持ち権力者を批判すると、権力者やその賛同者から攻撃を受け、権力側に反した情報は得られず、権力者と違う価値観を持つことは許されない、そんな社会にどんどんなっていくのを強く感じています。

逆に権力者の仲間は、ルールを破っても罰が軽減されたり、全くお咎めがなかったりする社会になってしまっています。

「忖度」という言葉、少し前までは全く聞いたことがありませんでしたが、今では多くの人がその意味を知っていることでしょう。

組織の構成員は全員、(権力者の決めた)一つの方向に向かって一丸にならなければいけないというのが日本の伝統みたいなのですが、これまで日本が抱えてきた社会問題(公害問題、派遣切り、ブラック企業メンタルヘルス不調の増大など)はこの伝統によって引き起こされているが大多数なのではないでしょうか。

我々の持つ権利は数少ないけれど、行使しなければこういった権力者を利することになります。

例)
・政治家は信用できないという理由で選挙に行かない
→信用できないというイメージに最も近い政治家が当選しやすくなってしまう。

・飲み会に参加するのは辛いけど、場を白けさせないため明るくふるまう
→飲み会に参加するのが好きと思われて、参加の機会がますます増えてしまう。

まずはできることをやり、そこから現代の否定・攻撃される社会を変えていきましょう!