2017年1月2日・3日に行われた第93回箱根駅伝は、青山学院大学が3連覇を達成しました。
青山学院大学の陸上部は、箱根駅伝初優勝後に体育会系とは違った雰囲気で指導がされていることがいろいろなメディアで紹介されていましたが、現在も「体育会らしからぬ」指導法は続けられているようです。
続きを読む内向的であり大人数が苦手な公務員・団体職員にとって、大人数集まる職場から長期間離れることができて嬉しい年末年始の時期であるとともに、出るのも苦痛・断るのも苦痛な忘年会・新年会の時期がやってまいりました。
インターネット上では、忘年会の断り方など飲み会に批判的な内容が書かれたページが数多く作られています。
飲み会での会話が苦痛なだけでなく、タバコやアルコールの臭いに敏感で呼吸に支障が生じる人間にとって、飲み会に参加することは暴行を受けることに匹敵します。
そのため、私は忘年会や新年会などの飲み会を基本的にすべてお断りしています。
ちなみに、喫煙可能な場所での開催が明らかな場合、断る理由を「タバコの煙を吸うと呼吸に支障が出るから」にしているのですが、「禁煙の場所で開催するから出てよ」という返しが来ることはありません。
ところで、内向型なので大人数よりも一人でいる方が落ち着くのですが、それでもメンバーと懇親を図りたいと思うことはあります。
ただし、価値観が合わない人とはうまく話せませんから、価値観が合ったためしがほとんどない飲み会を楽しめる人とは長続きしません。
しかし所属する部署だけでなく、大学のゼミでも、学校の同窓会でも、試験の講習会でも、初任者研修でも、その他もろもろ親交を深める場面はその大半が飲み会です。
内向型や飲み会が苦手というネット上のコミュニティに投稿することはありますが、このテーマだけではあまり懇親が図れる気がしませんでした。
内向型や飲み会が苦手という同じ価値観を持つ人と、他に共通のテーマ・関心事(例えば行政や職場、キャリアプランや公務員試験など)を話題に対話をしてみたいと思うのですが、いかがでしょうか?
私がこれまで読んだ本の中で、一番す~っときた本の一つに「本多流 内気な自分の活かし方」(本多信一著・ぱる出版)があります。
本多流 内気な自分の活かし方―内向的なお仲間を助けたい ホンダ先生の内気エッセンス満載
この本の「過剰な“心配エネルギー”を外界・他者に向けよ」(p.224~p.227)の中に、
あなたが内向型気質の持ち主でいつも「自分の先行き」について心配する余りノイローゼ気味、うつ気味に陥っている方なら、「目を外界の具体的問題に向けて解決策を考える・・・」ようにすることで、次第に神経症型気分から卒業できる、と信じているわけです。そのためには、気になる問題の解決を考えるような仕事を選んでみるのはいかがでしょうか。
自ら「××研究所」やらNPO法人を作ればよいのです。
という記述があり、この箇所を読むといつも「なるほど!」と思います。
仕事や職場に対してストレスや限界を感じてしまいやすい内向型は、どうしても自分をダメ人間と思い、自分のことで悩み続けていることでしょう。実際私もその一人です。
しかし、既存の社会に適合することが難しい人間だからこそ、自分ではなく社会を改善する策を考える能力や動機が十分あるのではないでしょうか。
上記の続きにあるとおり「当分の間は無収入でしょう」が、自分の考えた案が実現すれば自分の悩みも解決し、将来を心配しなくてすむんだ!という気持ちでやってみることをおススメします。
なお、公務員は営利企業等との兼職や経営が法律で制限されていますが、無報酬で非営利法人の活動をすることは禁止されておらず、公務員であっても「XX研究所」を作って活動することは全く問題ありません。
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以前、「内向型にとって、公務員は適職なのか?」という記事を書きました。
しかし、内向的な人が就職や転職を考えたとき、営業は厳しい(内向型でも営業成績が高い人はいるようですが・・・)し、民間会社の事務職は身分・給与的に生活できるか不安だし、文系だと研究職という道はないし。
となると、公務員など公的機関の職員を目指すという考えに至るのは無理がないことでしょう(私自身、内向型にとって公務員が適職と思えないのに結局は公的機関への転職ばかり考えていましたから)。
それで、公務員になるためには公務員試験を受け、筆記試験及び面接を突破しなければなりません。
というわけで、私自身の経験もふまえながら、公務員試験についても考えていきたいと思います。
続きを読む「もっとわがままになれ!」(堀場雅夫著・ダイヤモンド社・2007年)を読むと、「一人のわがままが、世の中を変えていく」「わがままとは、自分の信念を貫くこと」から始まる目次を見るだけで、情熱が湧いてくる感じがします。
その中で特に印象深いのは、「少なくとも、周りに迷惑をかけない、うまくいけば周りもハッピーになることを、わがままと言っていたのではないかと思う。」(3ページ)という部分です。
「周りに迷惑をかけない」ことを条件にわがままになる、ということは「自分らしく生きる」ためには必要不可欠であると以前から思っているものです。
ところが、現代社会では「周りに迷惑をかけない」(はずの)わがままは許されず、逆に「周りに迷惑をかけ」る「わがまま」は許されるということがまかり通っているのです。
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