飲み会が苦手な内向型HSPの主張

内向的・繊細・人見知りであり受動喫煙や飲み会が苦手な人間が、内向型の特徴である「あるべき理想への追求心」・「他人の痛みや弱さに共感できる気持ち」・「どんな相手にも信頼される誠実さ」・「常識の枠にとらわれない自由な発想」といった強みを活かして思ったことを主張するブログです。

営業がイヤ・苦手だから公務員・団体職員を目指す?

「公的機関は営業の仕事がないから」のような理由で、公務員や団体職員を志望していませんか?

そうだという方は、「営業」のどういうところがイヤ・苦手なのでしょうか?

もし、

  • 嫌がるお客様を無理やり説得し(て商品を買ってもらわ)なければならない
  • お客様から心ない・横柄な態度などをとられても、笑顔で対応しなければならない

のようなことだとしたら、窓口業務や税の督促、政治家・議員への説明など、公務員だって営業や接客のような仕事ばかりということになります。

役所の仕事は、民間経営が成り立たない、つまりニーズがない、相手が望んでいるわけではないことが多くを占めています。

その上で、政界・財界・報道が作り上げた公務員批判が20年近く続き、公務員は国民・市民の敵であると植えつけられてしまっているわけです。

さらに団体職員を志望している人だと、「社団法人」「財団法人」という名の組織の求人を探そうとするかもしれません。しかし、これらの中には通常の一般企業と同じようなところもあると聞いたことがあります。収益を得るため営業が欠かせない組織もあるでしょう。

公務員や団体職員の仕事は、営業職よりも「営業」色の濃い仕事もある(公務員や団体職員よりも営業色の薄い営業職もある)かもしれないという認識をもって、これらの職を志望するのがよろしいかと思います。

内向的な私が批判・反論・否定をするときは

以前、「受容・共感してもらうことが大事」という記事を書きました。

 

ics.hatenablog.com

 

しかし、私もいろいろと相手を批判したり否定したりすることはあります。

その多くは、自分が全て正しいと考え平然と他者に迷惑を与えたり、他者を陥れたりするような人に対してです。

今の社会は残念ながら、他者に危害を加えたり、他者を陥れたりしてでも自分の都合を押し付ける・威圧する、という人が成功しやすいように思えます。

私は以前、そういう人達の多い業界でわがままの便宜を図らなければいけない仕事が自分の信念に合わず、体が悲鳴を上げてしまい、最終的に職場をドロップアウトしてしまいました。

またその後、市民運動など様々なところに顔を出してきましたが、ほとんど上記のような人が主導権を握っており、価値観が合わずにストレス過多となり、撤退することを繰り返してきました。

真面目で内向的な性格の人は、他者を平気で陥れられる人のわがまま・威圧・強要による被害を受け、我慢に我慢を重ね続けていることが非常に多いのではないでしょうか。

批判や反論をしても強引に押し切られたり逆に立場が悪くなることはあります。

しかし少しでもその被害をなくすため、他者に危害を加える、他者を陥れるような自分勝手に対しては、批判・反論・否定を行っていきたいと思っています。

「若者の○○離れ」と言うよりも

最近、キャリコネニュースがすばらしい記事を連発してくださっております。

今すぐピックアップできる範囲でリンクを貼ってみると、

といった感じです。

私の場合、世の中がメチャクチャおかしな方向に進むのを阻止し、暮らしやすい社会を目指すための集まりに何度か参加しようとしたことがありますが、そこにいた人はほぼ60歳は過ぎているであろう方々ばかり。

そんな場で意見を述べると全否定、面倒な役は若いからという理由で押し付けられたこともあり、その時はものすごく居心地が悪かったことを覚えています。

20・30代の社会人と思われる人を見た記憶がほとんどないのですが、お金・時間・体力などあらゆる面において社会を気にする余裕がないことが要因でしょう(じっくり考察したわけはなく、誤りの可能性もあります。)。

好景気の時に社会人生活を送った人達の価値観に合わせていたら、今の20・30代はお金も気力もなくなってしまいます。「若者の○○離れ」とか言われているようですが、身の丈に合った活動ができるよう、上の世代は配慮・協力してほしいものです。

 

役所を変えられるのは内から?外から?

ここ20年ぐらいの間に公務員になった人だと、「役所の『常識』(←悪しき慣習)を自分が変えてやる!」という志を持って公務員を目指し、昔よりも難しくなった公務員試験・採用面接を勝ち取って役所で働いている人が多いと思います。

そのような気持ちで公務員試験に臨んだけれど、公務員になることができなかったという方もいるでしょう。

しかし残念ながら、今のままだと役所の悪しき慣習を内から変えることは無理なのではないかと思います。

役所の全てを知っているわけではないのですが、おそらく下っ端若手職員だと、自分達の組織に対する批判的な意見・提言を伝える機会がほとんどないのではないでしょうか。

私の場合、研修の感想の中で改善した方がよいことを書いたことがあるのですが、途中の段階で書き直しを命じられ、本当に伝えたい先に伝わらなかったという経験があります。

「今は旧態依然であっても、いずれは世代交代する」という意見はありますが、何年も何十年も上から押し付けられれば、自分達の世代になったときには、もう公務員を目指したときのような志は既に薄れてしまい、結局旧態依然のままになってしまうと思われます。

役所に入って5年・10年でもう、働き続けることができればそれでよい、という人もいたように記憶しています。

かと言って、お客さん・一般の人から何度も苦情・批判を受けた経験上、仮に外から役所を変えられたとしても、法律もルールもない、強い者・うるさい者だけが利益を受ける社会になるだけな気がします。本来こういう役割を担うべき議会も、議員になれるような人に偏りが出てしまう選挙制度の下では同様です。

そうすると、既存の制度のままでは、内からも外からも役所を変えることはできないということになってしまいます。

ですが最近は、若手職員を中心とするプロジェクトチームを行政改革の一環として作っている役所や、公務員有志が自発的に集まって研究やイベントなどを行っているという情報を目にするようになりました。

内から役所を変えることが実現できる時代が訪れ始めているのでしょうか。

内向性は子どもの頃の出来事・環境が影響するか?

内向的とか人見知りとかは基本的に生まれ持った性格だと思いますが、これらの性格が強くなるか弱くなるかはその後の出来事や環境から非常に大きな影響を受けているのではないかと強く感じています。

私の場合は、小学生時代の「校内ひきこもり」に至る学校生活がこれに当たります。

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