飲み会が苦手な内向型HSPの主張

内向的・繊細・人見知りであり受動喫煙や飲み会が苦手な人間が、内向型の特徴である「あるべき理想への追求心」・「他人の痛みや弱さに共感できる気持ち」・「どんな相手にも信頼される誠実さ」・「常識の枠にとらわれない自由な発想」といった強みを活かして思ったことを主張するブログです。

人事評価が気になってしまうのは・・・

ここ最近、当ブログで視聴数の一番多い記事は「公務員の人事評価制度は、評価もやる気も下がるだけ」でした。

ics.hatenablog.com

1年前に投稿した記事ですが、トップページよりも多いほどで、人事評価を気にしている方が多いことがうかがわれます。「公務員の」とあるので公務員の方が多いと思いますが、そうでない方もこのページにはアクセスしているでしょう。

でも、人事評価が気になるというのはどういう状況なのでしょうか。

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議員のなり手不足に向けた制度が導入されるそうだけど

町村議会における議員のなり手不足が話題となりましたが、これを解消するため地方議会に新たな制度を導入する方向で進められているそうです。

 政府は6日、小規模な市町村での議員の成り手不足を解消するため、新たな制度を導入する方針を固めた。権限を強めた少数の常勤議員と裁判員のように任意で選ばれた住民オブザーバーとで構成する「集中専門型議会」と、兼業議員中心の「多数参画型議会」の2類型を創設する。現行の議会制度の維持を基本としつつ、新たな2類型も選択可能にする。全国一律の制度を見直し、人口減少社会に対応した地方議会の姿を示す。
 新たな制度は、総務省の「町村議会のあり方に関する研究会」が月内にもまとめる報告書に盛り込まれる見通し。その後、地方制度調査会(首相の諮問機関)で対象となる自治体の規模などを詰め、来年の通常国会にも地方自治法改正案などを提出したい意向だ。

時事ドットコム 2018/03/06-18:47 から引用)

www.jiji.com

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「組織に合わない人の連合体」という考え方

このブログでは、

など、内向的な人や飲み会が苦手な人にとってのコミュニティ(人間関係?)についていろいろと考察しています。

コミュニティといえば、職場(仕事)もこれに含まれます。というより、社会人にとって最も長時間関わるコミュニティの一つなのは異論がないことだと思います。そして、職場での居心地が悪かったり、疎外感を覚えたりすることがあるのではないでしょうか。

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<悲劇>正義感が強い人より威圧する人が優位な日本社会

私が今後の人生について相談する際などに、これまでの経緯などを説明すると、

「あなたは正義感が強い」

と言われることが何度かありました。

たしかに窓口や電話で、次々と現れる「自分だけ便宜を図ってもらおうと威圧的な態度や言動をとる人」と応対していると、「ごね得は絶対許さない!」という気持ちになり、それがだんだんストレスを溜め、人間不信を強くしていきました。

ごね得を拒否することができるルール(法律)や根拠が明確であればまだマシなのですが、最近はそのルール(法律)が無視され、威圧した者が勝つという状況がそこらじゅうで起きています。

例えば内閣や国会・議会で多数を占め権力を握っている人達の態度や言動を見ると、そう感じるのではないでしょうか(そう思えない人は、ご自身も相手に自分の都合を押し付ける威圧的な人かも?)。

求人などでは「臨機応変ができる人」が望まれているようですが、話を聞いていると、この「臨機応変」とはごね得を許すことであるような気がしてなりません。

そんな「臨機応変」だったらできなくてもいいと思うのですが、そうではない「正義感が強い」人はどんどん社会から離脱してしまうという、今の日本は、そんな嘆かわしい国だと感じざるを得ません。

否定や攻撃されることが多い社会だけど・・・

してほしいことというのは人によって違うけれど、嫌なことは皆似ており、「無視されること」「否定されること」「攻撃されること」なのだそうです。

なので、自分がされたら嫌なことを人にしないようにしよう、ということなのですが、今は特に「否定されること」「攻撃されること」が多くないですか?

権力者と違った意見を持ち権力者を批判すると、権力者やその賛同者から攻撃を受け、権力側に反した情報は得られず、権力者と違う価値観を持つことは許されない、そんな社会にどんどんなっていくのを強く感じています。

逆に権力者の仲間は、ルールを破っても罰が軽減されたり、全くお咎めがなかったりする社会になってしまっています。

「忖度」という言葉、少し前までは全く聞いたことがありませんでしたが、今では多くの人がその意味を知っていることでしょう。

組織の構成員は全員、(権力者の決めた)一つの方向に向かって一丸にならなければいけないというのが日本の伝統みたいなのですが、これまで日本が抱えてきた社会問題(公害問題、派遣切り、ブラック企業メンタルヘルス不調の増大など)はこの伝統によって引き起こされているが大多数なのではないでしょうか。

我々の持つ権利は数少ないけれど、行使しなければこういった権力者を利することになります。

例)
・政治家は信用できないという理由で選挙に行かない
→信用できないというイメージに最も近い政治家が当選しやすくなってしまう。

・飲み会に参加するのは辛いけど、場を白けさせないため明るくふるまう
→飲み会に参加するのが好きと思われて、参加の機会がますます増えてしまう。

まずはできることをやり、そこから現代の否定・攻撃される社会を変えていきましょう!