公的機関で働く内向型HSPの主張

飲み会・集団行動は苦手だけど、繊細・敏感で他人の痛みや弱さに共感でき、どんな相手にも信頼される誠実さを持つ内向型・HSP・人見知りな人間が、「国や地域の制度・仕組みを決めるのに、様々な国民・住民の意見が反映され、誰もが利益を享受することができる、優しい(争いのない)社会」を実現するため、団体・連合会・官公庁・独立行政法人などでの勤務経験や、「あるべき理想への追求心」・「他人の痛みや弱さに共感できる気持ち」・「常識の枠にとらわれない自由な発想」など内向型の持つ強みを活かして主張します。

「周りに迷惑をかけない」わがままをしよう!

「もっとわがままになれ!」(堀場雅夫著・ダイヤモンド社・2007年)を読むと、「一人のわがままが、世の中を変えていく」「わがままとは、自分の信念を貫くこと」から始まる目次を見るだけで、情熱が湧いてくる感じがします。

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その中で特に印象深いのは、「少なくとも、周りに迷惑をかけない、うまくいけば周りもハッピーになることを、わがままと言っていたのではないかと思う。」(3ページ)という部分です。

「周りに迷惑をかけない」ことを条件にわがままになる、ということは「自分らしく生きる」ためには必要不可欠であると以前から思っているものです。

ところが、現代社会では「周りに迷惑をかけない」(はずの)わがままは許されず、逆に「周りに迷惑をかけ」る「わがまま」は許されるということがまかり通っているのです。

前者の例だと、なんだかよくわからない昔からある儀礼・マナーに反すること、飲み会の参加を拒否することなどが考えられます。

特に飲み会の参加拒否は、拒否する本人が不利益を被る可能性があるだけだと思うのですが(それを承知の上で断っている)。「和を乱す」のが迷惑という反論もありそうですが、心身の不調で不快な顔になり、その場に乗れずに孤立する人がいる方がもっと迷惑でしょう?

「大人になったら/男だったらたくさんお金を稼がなければならない」という「常識」から、仕事や職場が原因で適応障害うつ病になってしまったのに、その仕事・職場を辞めずに続けているため一向に治らないというのも、扶養家族がいなければこれにあたるのではないでしょうか。

後者の例だと、路上喫煙、従業員へのサービス残業の強要、「モンスター○○」の言動などがあるでしょう。

副流煙を吸うと非常に息苦しくなったり、咳がひどくなったりする私の例はともかく、健康に有害な物質を含むタバコの煙を人前で平気でまき散らすのは、「周りに迷惑をかけ」る典型例だと思いますが、そういう「わがまま」をする人はそこらじゅうで見ることができます。

近年の劣悪な労働環境も「周りに迷惑をかけ」る典型例でしょうか。コストパフォーマンス重視なのか、労働基準法を平気で違反してサービス残業などを強要したり、以前話題になった名ばかり管理職のような対処をしたり、周りの従業員に迷惑をかけまくる経営者が後を絶ちません。

公務員や団体職員の中でも窓口や電話応対の仕事をしている人は、とにかく自分の都合がよくなるよう(自分だけ便宜を図らせようとする)高圧的で非建設的なクレームを受けることが多いと思います。クレームの相手だけでなく周りにいる他のお客さんにも迷惑をかけているわけです。

これらは、いずれも「仕方ない」として許されてしまっているのが現状です。

強者によるゴネ得が横行し、弱い者は弱い者同士批判しあっている最悪な現状から、「周りに迷惑をかけない」わがままをすることで、一歩でも踏み出してみようではありませんか。