飲み会が苦手な内向型HSPの主張

内向的・繊細・人見知りであり受動喫煙や飲み会が苦手な人間が、内向型の特徴である「あるべき理想への追求心」・「他人の痛みや弱さに共感できる気持ち」・「どんな相手にも信頼される誠実さ」・「常識の枠にとらわれない自由な発想」といった強みを活かして思ったことを主張するブログです。

内向的な公務員・団体職員に適したカウンセラー

今の社会ですと、内向型やHSP(繊細・敏感・感受性が高い・傷つきやすい人)は、そうでない人に比べて仕事や生活に苦労・ストレスを抱えていることが多いです。

ストレスを解消・発散できればよいのですが、世間で言われている方法は外向型・非HSP向けばかりです。一人になれる場所で落ち着くことができればストレスはたまりませんが、すでに抱えたストレスが解消できるわけではないと感じています。

栓を抜くことができないお風呂に水を入れ続けるような状況ですから、内向型等はストレスがあふれメンタルヘルス不調になりやすい、ということになります。

ストレスによる精神疾患をなくすため、会社や役所ではメンタルヘルス講習やカウンセリング制度を置いており、私はこれまで複数の公的機関で採用され勤務してきましたが、大半でこのような制度がありました。

しかし、以前このブログで「相談できる場があってもそこがふさわしいとは限らない」という話をしたとおり、

 
ics.hatenablog.com

カウンセリングの相手によっては何の役にも立たないということはあり得ます。

公務員や団体職員の場合、職場環境や職務内容をカウンセラーが知らないだけならまだしも、いまだに世間にはびこっている何十年も前の古い公務員像を先入観として持っていたりすると、いくらカウンセラーに悩みを伝えても逆効果にしかなりません。

そもそもカウンセリングに必要とされる傾聴・共感力が低い人が相手かもしれません。もちろん男性でも内向的でこちらを受容してくれる人もいますし、女性でも受容してくれない人もいますが、私の体験上そのようなカウンセラー(又は医師)は外向的と思われる男性が特に多かったと記憶しています。

そうなると、内向的(又は繊細・敏感)な公務員や団体職員が職場や仕事の関係でカウンセリングを受けるなら、ここ十数年の間で公的機関内部の実情を把握しており、かつ自らも内向型・HSPである(又は理解がある)人が適任ということになるのではないでしょうか(公務員・団体職員でない内向的(又は繊細・敏感)な人であれば、「ここ十数年の間で公的機関内部の実情を把握している」の部分が不要です。)。

この要件を満たすのであれば、カウンセラー等の名称や資格がなくてもかまわないとも思っています(理由は後述)。

一方、カウンセリングを受ける側がカウンセリングによって自分の悩みを解決してもらおうという気持ちが強すぎると、当てが外れてしまうことになりかねません。

カウンセリングは悩みや問題を解決してもらうものではなく、自分の中にある解決策を見つける手助けに過ぎないからです。

男性の相談者にはそういう傾向が強いと思われるため、このことを特に心に留めてもらえればと思います。