飲み会が苦手な内向型HSPの主張

内向的・繊細・人見知りであり受動喫煙や飲み会が苦手な人間が、内向型の特徴である「あるべき理想への追求心」・「他人の痛みや弱さに共感できる気持ち」・「どんな相手にも信頼される誠実さ」・「常識の枠にとらわれない自由な発想」といった強みを活かして思ったことを主張するブログです。

同じような特徴になるアレとは正反対

自らを「HSP」や「内向型」であると自覚している方は、どこかで社会になじめないなどの悩みを抱え、その解決策をネットなどで探してこれらの言葉にたどり着いたのではないかと思います。

私も数年前、某団体職員として働いていたときに、「指示が正確に伝わらずにミスを多発する」「同僚とうまくコミュニケーションがとれない」といった悩みを抱えていました。

また、そのことから自分は「一つのことに集中」「作業の同時進行が難しい」という特徴を持っているのだと感じていました。

そんな私がネットで対応策を探してたどり着いたのが、

アスペルガー症候群」でした。

上に挙げたような特徴がアスペルガー(最近は違う名前で呼ばれているそうですが…)のそれと一致していたので、自分もそうなのかもしれないと感じるようになりました。

その後も、執行部や委員の都合でペースが完全に崩され、あちらこちらから指示が降り、上司に報告をしてもうまく内容が伝わらないという日々が続き、その結果人事評価はダダ下がり。

その状況に耐えられず、アスペルガー症候群の診断をしている病院に駆け込んだのです。

ところが、そこで自分の状況を説明すると速攻で「アスペルガーではない」という診断がされるという結果に。

正確な言葉は覚えていないですが、相手が嫌だと思うことができないといったところがアスペルガーとは全く違うということでした。

後になって思うと、当時の仕事は相手に嫌がることをさせなければいけない仕事が多く、相手の気持ちを敏感に感じ取るHSPの特徴が災いしたのではないかと思っています。

相手の気持ちをメチャクチャくみ取るHSPと、相手の気持ちを汲み取れることが難しい発達障害とでは正反対(方向が逆)の特徴だと思うのですが、その結果社会でつまづく特徴が似てしまうのは、社会が要求する人材の範囲が狭すぎるのではないでしょうか?

でも、元々の特徴が正反対であり(両方持っている人もいるみたいですが…)、かつこちらは病気・障害ではないので、社会や人生の攻略法は全く違う(はずな)のですよ。